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史跡巡りB「蔵の街とちぎ散策」報告(30.5.30)

 第27回の史跡巡りは5月30日に14名が参加し、「蔵の街と巴波(うずま)川の舟運」の栃木市を巡ってきました。 

 

 整備された栃木駅前で観光ボランティアガイドから市の歴史と現況の説明を受け、朝廷の勅使が日光東照宮への参向に通った「例幣使街道」を歩く。天候を考え、まず巴波川の「蔵の街遊覧船」乗り場へ。

『巴波川遊覧船』 

 栃木市が商都として発展のきっかけとなったのは巴波川の舟運での江戸との交易です。水位が低く、二艘に分かれての乗船。両岸の白壁土蔵を観ながら、透明な水と鯉の群れとともに、船頭唄そして川岸での撮影に遭遇した20分ほどの遊覧でした。

 

 乗船後は随所で建造物(写真資料館、山本有三ふるさと記念館、山車会館、蔵の街美術館、県庁堀)などの説明を受けながら「蔵の街大通り」から「横山郷土館」へ。

 

『横山郷土館』 

 横山家は荒物商(麻)と金融業で成功した豪商。ガス灯を付けた切妻造りの店舗と、それを抱えるように建つ左右の石蔵(右半分で麻問屋、左半分で銀行を営む)がその名を留める。両袖切妻造りと呼ばれ、登録有形文化財。当時を偲ばせる帳場などが再現されている。日本庭園を観賞しながらお茶をいただく。

 

 次は、巴波川沿いを平成27年の台風による川の氾濫の様子などを写真をまじえて説明を聞きながら「塚田歴史伝説館」へ。 

 

『塚田歴史伝説館』

 塚田家は、木材回漕問屋を営んできた豪商で、巴波川沿いに120mに及び巡らされた黒塀と白壁土蔵は市を代表する景観。登録文化財8棟の建物等を使用し、栃木の歴史や文化を紹介する博物館。家宝の展示物やからくり人形山車の他、古来銘木の逸品が展示されている。人形型ロボットの蔵芝居、三味線引きのおばあさんと客の歌とトークなど楽しませてくれました。数寄屋造りの離れや庭園はテレビドラマの撮影に使われるそうです。 

 

 そして、遅い昼食は川沿いの「魚宇」で「松花堂弁当」を堪能。今後の活動を確認し、「蔵の街大通り」から駅へ。幸い傘いらずで、栄華を極めた豪商達の歴史を歩いた史跡巡りでした。 (記:榎本)