史跡巡りB班「世田谷線でぶらり寺社散策」(2017/10/04)

 第21回の史跡巡りは10月4日に9名が参加し、東急世田谷線でぶらりと寺社を巡ってきました。

 

 下高井戸駅で「世田谷線散策キップ」を購入し、カラフルな世田谷線で宮の坂駅へ。展示している緑色の旧車両をみながら、まずは「世田谷八幡宮」。

「世田谷八幡宮」は源義家が戦勝を祝し勧請したと伝えられ、境内には奉納相撲が催される土俵もあり、由緒ある立派な八幡宮です。

 

 次に向かったのは、徒歩5分ほどで井伊直弼が眠り、招き猫伝説が残る「豪徳寺」へ。

「豪徳寺」は吉良家が世田谷城主に代に建立。江戸時代初期に新たに世田谷の領主となった彦根藩主井伊家の菩提寺となった寺で、歴代藩主の墓が並びます。仏殿横の招福殿に奉納された大小の招き猫たちが佇む、穏やかな境内です。

 

 次はとなりにある「世田谷城址公園」です。かっての「世田谷城」の一部で吉良氏の時代「豪徳寺」は本丸だったとのこと。今はわずかに残る土塁や空濠を皆で確認しました。

 

 「上町」駅近くのファミリーレストランで昼食後「世田谷代官屋敷」へ。世田谷のボロ市として名高いボロ市通りに面した立派な門が目印。

井伊家代官として世田谷領を治めた大場家の屋敷で、表門と寄棟造りの主屋は国の重要文化財。敷地内には世田谷郷土博物館があり、大場家文書や世田谷の歴史資料などが公開され、興味深く拝見。

 

 締めくくりは、また世田谷線で「松陰神社」へ。毛利家別邸に建立された神社の境内に入ると穏やか表情の吉田松陰の座像が立ち、社殿の脇には松下村塾を模した家が。そして、奥の墓地に吉田松陰の墓が。

 それにしても松陰が眠る松陰神社と、松陰の命を奪ったともいえる井伊直弼の墓がある豪徳寺が、1kmほどしか離れていないとは、不思議な因縁を感じた今回のコースでした。

 

 お疲れ様でした。次回も元気でお会いしましょう。(記:榎本)

世田谷八幡宮
世田谷八幡宮
世田谷代官屋敷
世田谷代官屋敷
松陰神社
松陰神社