史跡めぐりA「徳川家ゆかりの地など」を見学して

 6月7日(水)は梅雨入り特有の曇った空で、雨の心配をしながらでしたが、参加者は23名となり計画通り護国寺、鳩山会館、小石川後楽園の三か所を見学しました。

 

1、護国寺

 5代将軍綱吉が母桂昌院のために高崎大聖護国寺の住職亮賢僧正を招き開山(1861)された寺です。大正の火災で焼亡し移築されましたが、江戸の面影を今に伝える大建造物で、都内随一と言われています。昭和25年に国指定重要文化財になっています。

 ご本尊は繁栄を祈る「如意輪観世音菩薩像」ですが、優しい顔の愛情を感じさせる観音さまです。(毎月18日に開観音)本堂の他に仁王門、不老門、大師堂、多宝塔、薬師堂など多くの建造物があります。境内には山県有朋、大隈重信、田中光顕、三条実美等多数の著名人が眠っています。なお、ここには、2ヶ所のご利益スポットがあると言われています。ぜひ、試してみてください。

1つは本堂内の柱に抱きついて帰ると身体の調子が良くなったとの話が多く聞かれる。

2つ目は一言地蔵尊と言い、一言だけなら願いを聞き届けてくれ、複数のお願いをしてしまうと願いはかなわない。

(護国寺から鳩山会館へ向かう途中に豆大福で人気のある群林堂さんがあります。)

 

2、鳩山会館

 鳩山一郎により大正13年に建てられた洋館で、総理大臣時にはここが政治の舞台として使用されていました。一郎は人間性の尊重を基本とし「友愛主義」の普及に努めたと言われ、その精神は威一郎、由紀夫、邦夫等に引き継がれてきたと言われている。

 館内は記念室や展示室等があり友愛に係わるものや歴史的価値のある資料が見られます。

また、庭園も手入れの行き届いたバラ等が見られます。

 

3、小石川後楽園

 水戸初代藩主の徳川頼房が家光から賜与(1629)され、中屋敷としていたものを水戸二代藩主光圀の代に完成(1661)させた庭園です。文化財保護法により、国の特別史跡・特別名勝に指定されています。

 園内は池泉回遊式庭園で各所に日本や中国の名所・景勝の地が配置されている。

 

 四風景を取り入れ鑑賞できるようになっています。

  1. 海の景色 池の中島を中心とした大泉水その周辺の風景
  2. 河の景色 西湖堤、渡月橋、大堰川、通天橋、白糸の滝等の風景
  3. 山の景色 小廬山、得仁堂、円月橋、八卦堂跡塔の風景
  4. 野の景色 梅林、花菖蒲、稲田等の田園風景

 特に円月橋、白糸の滝、小廬山等は印象に残る風景でした。

  ◎季節による花等の見ごろ

二月 梅林、 三月 桜、 四月 藤、 六月 花菖蒲、 十一月 紅葉

 

 都心にあり、樹木と水に親しみ自然と静寂に触れられる庭園と思われます。一度は訪れてみてください。(F.I)

 


護国寺①
護国寺①
護国寺②
護国寺②
鳩山会館
鳩山会館
小石川後楽園
小石川後楽園