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史跡めぐりB「目黒周辺で、紅葉散策と木彫りの羅漢像などを見てきました」

大宮始発の埼京線に乗り、11月30日、自然教育園(国立科学博物館附属)、五百羅漢寺、目黒不動を15名で巡りました。

 

     自然教育園 は、戦前は白金御料地であり、この間は一般の人々が立ち入ることが出来なかったため、豊かな自然が残っています。よく整備された園内には、植物名を示す札がいたるところにあり、また見ごろの植物を紹介するチラシも置かれていました。椎や樫の常緑樹ともみじが混ざり、美しいコントラストに感嘆しました。見たことも聞いたこともない植物名も多く、さすがに教育園と感じました。

自然教育園
自然教育園

   五百羅漢寺は徳川五代将軍綱吉、八代将軍吉宗の援助で繁栄し、「本所のらかんさん」と江戸の人々に親しまれていました。明治41年(1908年)、現在の目黒に移転。五百羅漢像は、松雲元慶禅師(1648~1710)が彫刻し、現存305躯。 一つ一つ姿、形、表情が違っていて、趣きがあります。また、本堂は、お釈迦さまのいにしえの説法の場面をイメージしてあり、釈尊を囲み多くの高弟や羅漢たちの像が置かれ、有難味を感じました。お坊さまによるご案内を受け、木魚の由来なども懇切にご説明いただきました。 

    お昼は、寺内の食堂で「らかん膳」を摂りました。肉や魚も使っているのですが、どことなく精進料理風で、浅利麩(アサリ貝の身のような形にしたお麩を軽く佃煮風の味付けをしたもの)は、だれも正体が分からず、お店の人に「これは、何ですか」とお尋ねしてしまいました。

 

    目黒不動は、江戸五色不動(目白、目赤、目黒、目青、目黄の各不動尊のことで、寛永年間の中頃、徳川家光が天海大僧正の具申により、江戸府内の名ある不動尊を指定したと伝えられている)の一つです。参拝後、東急線の不動前駅から帰路につきました。